ボディランゲージとは - しぐさから心理を読む
心理士・こころ
男性女性に限らず、異性にあなたの気持ちを伝える時には、言葉以外のボディランゲージ(Body Language)が重要な役割を果たします。
ボディランゲージには、しぐさ、手や足の挙動、表情、座る位置、笑顔、アイコンタクト、ボディタッチ、ミラーリングなどがありますが、
ここではこれらを全て『しぐさ(仕草)』とうい言葉で表現します。
通常、ボディランゲージは無意識のうちに出る行為ですが、ボディランゲージの意味を知り、意識的に活用すれば、あなたの印象が大幅にアップするはずです。
しぐさから心理を読む方法
しぐさには、相手を受け入れたり好意を示すしぐさと、相手に無関心あるいは相手を拒否するしぐさがあります。
これらのしぐさは、特に異性間のボディランゲージとして顕著に表れます。
ここでは、しぐさから心理を読む方法につして解説しましょう。
相手のしぐさから心理を読みとり、あなたが好意を抱いている異性の気持ちを探ってみましょう。
また、あなたが好意を抱いている異性の前で意識的に使用して、相手にそれとなく自分の気持ちを伝える場合にも有効でしょう。
相手に興味を抱いたり好意を示すしぐさ・ボディランゲージ
オシャレをする・めかしこむ - 男女共通
オシャレをするのは、男性・女性共に相手に興味を抱いたり好意を示す心理的なサインでしょう。
爪をきちんと切り、髪をきれいに整え、身なりをきちんとし、香水にも気を使うでしょう。
また、女性なら化粧を気にし、男性だったら髭を剃り、スーツ姿であればネクタイを確かめるでしょう。
相手を見つめるしぐさ・相手を見つめる目が輝く - 男女共通
相手を頻繁に見つめるのは、男性・女性共に相手に興味を抱いたり好意を示す明確な心理的なサインでしょう。
男性・女性を問わず、自分が興味を抱いたものを見る時には瞳孔が開きます。
そして、瞳孔が開くと目がキラキラと輝きますので、表情が活き活きします。
姿勢を正すしぐさ - 男女共通
背筋を伸ばし、お腹を引っ込め胸を張る姿勢を正すというしぐさは、男性・女性共に相手に興味を抱いたり好意を示す心理的なサインでしょう。
舌を出すしぐさ - 男女共通
舌は自分の内部や内臓を意味しますので、興味を抱いていない人に、自分の内部は見せたくないものです。
舌で唇をなめたり舌を出すしぐさは、男性・女性共に相手に興味を抱いたり好意を示す心理的なサインでしょう。
腕を自然に垂らしているしぐさ - 男女共通
腕を自然に垂らしているしぐさは、男性・女性共に相手に興味を抱いたり好意を示す心理的なサインでしょう。
あなたの隣に座る - 女性
あなたが先に座り、その後女性があなたの隣に座ったら、女性があなたに興味を抱いたり好意を示す心理的なサインでしょう。
特に、話している時、体や足が少しあなたの方を向いているようであれば、あなたに好意を示す明確な心理的なサインと言えるでしょう。
相手が足を組んだ場合には、男女を問わず相手があなたに好意を示しているなら、上になった足があなたの方を向くように組むはずです。
あなたの対面に座り身を乗り出すしぐさ - 男性
あなたが先に座り、その後男性が座るしぐさは、通常あなたとしっかり向き合うために対面に座るでしょう。
そして、男性があなたの方に積極的に身を乗り出して会話をしているようであれば、あなたに興味を抱いたり好意を示す心理的なサインでしょう。
相手のしぐさを真似る - 男女共通
相手と同調したり、相手のしぐさを無意識のうちに真似る行為は、
ミラーリング効果
と呼ばれ、男性・女性共に相手に興味を抱いたり好意を示す明確な心理的なサインでしす。
相手に興味が無いあるいは相手を拒否するしぐさ・ボディランゲージ
腕組みしている・手を腰に当てる・両手を後ろに回して組む - 男女共通
腕組みしているのは、相手に興味が無いあるいは相手を拒否する典型的な心理的サインです。
また、手を腰に当てて両肘を張ったり、両手を後ろに回して組むしぐさは、自分の威厳を示したり、自分の方が上だという心理的サインです。
両足をきちんと揃えて椅子に座るしぐさ - 男女共通
両足をきちんと揃えて椅子に座るしぐさは、不安を感じていたり、緊張しており、相手に興味が無いあるいは相手を拒否する心理的サインです。
手を膝の上に置くしぐさ・片手で他方の手首を握るしぐさ - 男女共通
腰掛けている時、手を膝の上にきちんと置くしぐさや、片手で他方の手首を握るしぐさも、相手に興味が無いあるいは相手を拒否する心理的サインです。
口や目を手で隠すしぐさ - 男女共通
口や目を手で隠すしぐさは、自分の内面を見せたくない、本心を悟られたくないという心理が働いており、相手に興味が無いあるいは相手を拒否する心理的サインです。
うつむき加減で鼻やクビを手で触るしぐさ - 男女共通
うつむき加減で鼻やクビを手で触るしぐさは緊張を表し、相手に興味が無いあるいは相手を拒否する心理的サインです。