女教皇 - The HighPriestessの画像の意味・解釈
タロット占い師・リリー
女教皇 - The HighPriestessの画像では、
女教皇(女司祭長)が、
手にユダヤ教の律書であるトーラ(Tora)を持ち、ボアズ(Boaz)の柱とヤンキ(Jachin)の柱の間に腰掛けています。
ユダヤ教も含めたキリスト教では、女性は司祭(Priestess)より上の地位には就けない決まりがあります。
このため女教皇(女司祭長)は、現実にはありえない知性と賢明さを備えた崇高な人物であることを意味していると解釈できます。
ボアズの柱とヤンキの柱は、
紀元前10世紀にイスラエル王国の第三代の王であるソロモン王がエルサレムに建てた『ソロモンの神殿』にある柱を意味し、
それぞれ以下のような意味を象徴し、両者が合わさることにより安定が生まれるとされ、
母性と慈愛のバランスがとれた女教皇であることを意味しています。
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ボアズの柱 ・・・
神の試練、力、男性、慈愛、陽、白、右
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ヤンキの柱 ・・・
神の愛、確立、女性、母性、陰、黒、左
また、背面のタピストリーには、男性器の象徴である棕櫚(シュロ)の花と女性器の象徴である柘榴(ザクロ)の実が描かれていますが、
女教皇が単なる聖処女ではなくバランスがとれた女教皇であると解釈できます。
女教皇 - The HighPriestessの正位置の意味・解釈
Ⅱ.女教皇 - The HighPriestess
のタロットカード
【ウェイト(WAITE)版】
あなたに降りかかる試練は神の愛です。
あなたの並外れた知性と賢明さを発揮して乗り越えれば、新たな可能性が見えてくるはずです。
また、知性一辺倒でも、愛情一辺倒でも、偏りが生ずると物事はうまく進みません。
常にバランス感覚を重視し、あなたの洞察力を最大限に発揮すれば、幸運が訪れるでしょう。
キーワード
女教皇 - The HighPriestessの逆位置の意味・解釈
あなたに降りかかる試練に対し、神経質になり、不満を表情や態度に表すようになっています。
また、自分の能力を過信し、うぬぼれが強くなり、相手に対しぞんざいな態度を取ったり、相手を非難することが多くなり、
周囲から敬遠されがちになり、不運を招くことが多くなります。
バランス感覚を重視し、思慮深く振る舞い、責任ある言動を取るよう努力して、この難局を乗り切りましょう。
キーワード
- うぬぼれ・思い込み・神経質
- バランス感覚の欠如
- 不運
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