中国伝統風水の飛星派風水では、財運・金運を高めるためには、財運・金運を表す『水飛星』を強め、 健康運を高めるためには、健康運を表す『山飛星』を強めることが最も重要になります。 ところが、水飛星や山飛星は、住宅の宅向・座山の向き、住宅が完成した 三元九運 により変化しますので、あなたの家の方位や完成時期に合わせてラッキーカラー即ち幸運の色を調べる必要があります。 この具体的な方法は 風水と色 で解説していますので、あなたの住宅の方位や完成時期に応じた幸運の色を見極めたい方はご覧下さい。

本ページでは、毎年変化する 年飛星、 および 三元九運 ごとに変化する 時飛星 から、2011年の幸運の色（ラッキーカラー）の見極め方とその処方を中心にご紹介して行きます。

   2011年の年飛星の飛星図は図1の通り、『中宮七赤金星』となり、 飛星図の中宮（中心）に七赤金星が回座しますので、七赤金星が幸運の年飛星となります。 七赤金星は、第七運（1984年2月4日 ～ 2004年2月3日）に大吉となった飛星ですので、 第八運（2004年2月4日 ～ 2024年2月3日）には、やや陰りが見え始める『退気』となります。 しかし、やや陰りが見え始めるとは言え、七赤金星が2011年を象徴する飛星であることには変わりませんので、 この七赤金星を強める色が幸運の色（ラッキーカラー）になります。

五行相生や比和の関係 を使って七赤金星を強める要素は、『土生金』の土性と、同じ要素である金性となります。 五行説 から、土性が表す色は『黄色・金色または茶色』、 金性が表す色は『白色または銀色』であることがわかります。

   2011年は、 三元九運 の第八運（2004年2月4日 ～ 2024年2月3日）に該当しますので、時飛星の飛星図は図2の通り、『中宮八白土星』となり、 飛星図の中宮（中心）に八白土星が回座しますので、八白土星が旺気、すなわち大吉を表す飛星となります。

そして、五行相生や比和の関係 を使って八白土星を強める要素は、『火生土』の火性と、同じ要素である土性となります。 五行説 から、火性が表す色は『赤色またはピンク色』、 土性が表す色は『黄色・金色または茶色』であることがわかります。