飛星派風水入門の概要

風水師・有希
風水師・有希
   飛星派風水応用編では、風水師・有希が住宅の開運を診断してくれますので、飛星派風水の知識がなくても、診断結果を理解できるはずです。 しかし、診断結果をより有効に活用するためには、飛星派風水の基本的な理論を理解しておくのが望ましいでしょう。 飛星派風水入門編では、この機会に飛星派風水をしっかり勉強したいという方のために、風水の基礎から解説しました。

飛星派風水入門の目次

1. インテリア・家具・財布を鑑定 - 巒頭風水

  山や川などの地形による土地や建物の吉凶を鑑定する風水の開運手法である巒頭(らんとう)風水により住宅の立地条件を鑑定するポイントについて解説します。また、気の流れという観点から、玄関、寝室、浴室などの家具やインテリアの配置などについても解説します。さらに、金運を向上するための財布についても解説します。

2. 風水と色 - ラッキーカラー

  風水は、陰陽説や五行説をも取り込んだ技法ですので、風水と色には深い関係があります。年飛星や時飛星を強める幸運の色(ラッキーカラー)の調べ方を各ページに紹介します。また、住宅に住む方の財運・金運を高めるためには、水飛星を強め、健康運を高めるためには、山飛星を強める処方が重要になります。 ここでは、住宅の方位と住宅が完成した三元九運 により変化する幸運の色(ラッキーカラー)の見極め方とその対処方法についてご紹介します。

3. 風水都市

  北の玄武・東の青龍・西の白虎・南の鳳凰の四神相応は理想の都市造りから考え出されたものであり、四神相応の条件を備えた地勢が理想の風水都市と考えられています。 日本においても、風水は飛鳥寺の建造以降、理想的な風水都市造りに利用されるようになって行きます。理想の風水都市の例として、京都、東京(江戸)、名古屋についてご紹介しましょう。

4. 易学から陰陽説 - 八卦とは

  風水の理論的基礎の一つとなる陰陽説は易学をベースに生み出されました。易学では、太極から両儀が生まれ、両儀はさらに分化して四象を生じ、四象はさらに分化して八卦を生じました。風水の最も大きな目的は、気(天地に充満するエネルギー)をコントロールすることにより、運気を向上することですが、 陰陽の気のバランスを調整することも物事をスムーズに進展させるためには重要です。

5. 五行説とは

  五行説とは、時間と共に変化する自然界の森羅万象は、『木』・『火』・『土』・『金』・『水』の5種類の要素、状態、あるいは気(エネルギー)から成るという説です。そして、五行の相互関係には、相手を押さえつけて弱める関係の相剋、相手を生み出して行く関係の相生、相手を適度に弱める関係の逆生があり、風水でも使用されます。

6. 九星とは

  九星とは、一白・二黒・三碧・四緑・五黄・六白・七赤・八白・九紫の9種類の『気』の種類を意味します。また、風水では九星は五行と関連付けられ、一白水星・二黒土星・三碧木星・四緑木星・五黄土星・六白金星・七赤金星・八白土星・九紫火星と呼ばれます。飛星派風水では、同じ九星でも、良い時期と悪い時期では、意味や吉凶が異なります。 ここではその詳しい意味をご紹介します。

7. 飛星の回座 - 後天定位盤

  定位盤には、先天定位盤と後天定位盤があります。後天定位盤は、一定の循環法則に基づき、時間と共に九星が循環します。 風水では、この循環を利用して、時と共に変化する建築物の吉凶を占います。後天定位盤の数字の配列は、魔方陣と呼ばれ、 縦・横・斜めのどの方向の数字を加算しても 15 になっています。また風水定位盤は各方位が全て45度に区切られた後天定位盤です。

8. 三元九運説 - 時飛星

  火星、土星、金星、水星、太陽、月が直線状に並ぶ60年周期が3周期集まった180年の周期を大運と呼び、これを60年に区切って上元・中元・下元と呼びます。また、北斗七星の指し示す方向が変化する20年周期で地運が変化します。これが九運で、9 x 20年 = 180年となり大運の周期に一致します。60年周期あるいは20年周期で運気が変化しているという説を三元九運説と呼びます。

9. 山飛星の飛星図

  伝統的風水では、地の気には陰の気(静的な女性の気)である山の気と、陽の気(活動的な男性の気)である水の気があります。 山飛星とは、山の気(陰の気)に関連する飛星であり、飛星派風水では我々の健康運や人間関係を司ります。ここでは、中元・第六運、下元・第七運、下元・第八運における山飛星の飛星図を示しますので、住宅の完成時期に応じてご使用下さい。

10. 水飛星の飛星図

  伝統的風水では、地の気には陰の気(静的な女性の気)である山の気と、陽の気(活動的な男性の気)である水の気があります。 水飛星とは、水の気(陽の気)に関連する飛星であり、飛星派風水では主に我々の財運を司ります。ここでは、中元・第六運、下元・第七運、下元・第八運における水飛星の飛星図を示しますので、住宅の完成時期に応じてご使用下さい。

11. 年飛星の飛星図

  飛星派風水では、住宅の方位の吉凶は毎年変化します。この気の変化を表すのが年飛星です。 時飛星、山飛星、水飛星に年飛星を加えた4飛星により住宅の吉凶を診断します。年飛星は、残りの三飛星に良い影響を与える場合と、悪い影響を与える場合があります。

12. 風水方位盤

  飛星派風水では、住宅の宅向と座山の方位を、八卦・十二支・十干により表現される24方位に割り当てます。この24方位を知る道具が風水方位盤です。風水方位盤の使用方法は極めて簡単で、風水方位盤の中心を住宅見取り図の中心に、住宅見取り図の磁北を風水方位盤の北(N)に合わせて置き、宅向・座山の方位を読み取りるだけです。1 度ごとに回転できる風水方位盤をご活用下さい。

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