影響線の見方
手相占い師・明日香
手相診断において、影響線は運命を変えるような大きな影響者の出現を象徴する手相線であり、
結婚相手との出会いや、大切な事業のパートナーとの出会いを暗示する手相線です。
影響線は、同性・異性に限らずあなたを応援したりサポートしてくれる人がいることを暗示していますので、
寵愛(ちょうあい)線あるいは引き立て線と呼ばれることもあります。
手相占い師によっては、生命線をサポートする
情愛線あるいは印象線
を影響線と呼ぶ方もいらっしゃいますが、本サイトでは、運命線へ合流する線を影響線と呼びます。
以下、影響線の見方を詳しく見てみましょう。
影響線の見方
図1 月丘から伸びる影響線と金星丘から伸びる影響線の見方
月丘側から伸びる影響線と金星丘側から伸びる影響線の見方
影響線は、図1に示す通り、月丘側あるいは金星丘側から生命線に向かって伸びる手相線であり、
前述の通り運命を変えるような大きな影響者の出現を暗示しています。
結婚適齢期の男女であれば、恋人や結婚相手の出現の可能性が高いでしょう。
そして、この出会いの年齢は、
運命線の流年法
で見ることができます。
金星丘は身内を意味しますので、金星丘側から生命線に向かって伸びる影響線は、身内の紹介による出会いを意味します。
逆に月丘は、他人を意味しますので、月丘側から生命線に向かって伸びる影響線は、他人の紹介による出会いまたは偶然の出会いを意味します。
様々な影響線の見方
図2に示す通り影響線には様々な形状があり、それぞれ恋愛や付き合いの特徴を表します。
冷めた恋愛:図2A
図2Aのように影響線が運命線に合流する直前で途切れているケースは、途中でお互いの気持ちが冷めてしまい、結婚に至らないことを暗示しています。
長い友達付き合い:図2B
図2Bのように影響線が運命線に合流する直前で折れ曲がり、運命線と並行して走るケースは、結婚に至らず、長い友達付き合いが続くことを暗示しています。
相手が恋愛や結婚に興味が無かったり臆病になっているケースがありますので、背中を押してあげると前進する可能性があります。
良い影響か悪い影響か見極める:図2C
通常、運命線に合流する影響線は運命に良い影響を及ぼします。
図2Cのように影響線が運命線と交叉するものの、そのまま通り抜けるケースでは、良い影響の場合と悪い影響の場合があります。
影響線が合流後の運命線が濃く刻まれていれば良い影響を受ける人との出会いであり、
薄く刻まれていれば悪い影響を受ける人との出会いを意味します。
当然ですが、悪い影響を受ける人との出会いは別れを伴います。
障害のある恋愛:図2D
図2Dのように影響線と運命線が合流した直後に障害線(青線)があるケースは、恋愛を実らせるためには障害を乗り越えなければならないことを暗示しています。
障害線の濃淡により、障害のハードルの高低がわかります。
悩み多き恋愛:図2E
図2Eのように影響線に現われる島は、
恋愛線
に現われた島と同様、悩み多き恋愛を暗示し、恋多き相手との恋愛や、妻子ある異性との不倫などが示唆されています。
影響線に現われるクロスや斑点も同様の意味があります。
図2 様々な影響線の見方(横にスライド)