結婚線の見方
手相占い師・明日香
手相診断において、結婚線は結婚運を象徴する手相線であり、
水平な結婚線が一本濃く刻まれている場合には、離婚することなく幸せな家庭を築くことができることが暗示されています。
しかし、手相線は心の状態を反映するものですので、『私は結婚線が良いので...』と考え、わがままな状態を続けていれば、
やがて結婚線も悪くなって行きます。また、結婚線により、早婚か晩婚か、再婚するかしないか、夫婦間の愛情が深いか、浅いかなどを見ることができます。
以下、結婚線の見方を詳しく見てみましょう。
結婚線の具体的な見方
図1 結婚線の濃淡・位置の見方
結婚線の濃淡・位置の見方
結婚線は、図1に示す通り、感情線と小指の付け根の間の
水星丘
に、ほぼ水平に現れる手相線です。
前述の通り、水平な結婚線が一本濃く刻まれている場合には、離婚することなく幸せな家庭を築くことができる良い結婚運を持っていることが暗示されています。
また、この結婚線が図1の赤線(1)のように感情線と小指の付け根の間(図1のA)の中間より下にあれば早婚を暗示し、
図1の青線(2)のように中間より上にあれば晩婚を暗示していますが、どちらの場合も良い結婚運を示唆しています。
さらに、明確な結婚線が2本刻まれている場合には、2度結婚することが暗示されています。
例えば、図1の赤線(1)と青線(2)が同時にある場合には、早婚した後離婚し、
その後ある程度(30~35歳以上)の年齢になってから再婚することが示唆されています。
様々な結婚線の見方
先端が垂れ下がった結婚線の見方:図2A
図2Aのように先端が垂れ下がった結婚線は、夫婦間の愛情が低下していることを暗示する手相線です。
結婚線の途中に島がある場合もこれと同等の意味があります。
結婚線の垂れ下がりが大きくなり感情線まで達すると、離婚の危機に瀕している可能性が高いでしょう。
先端が上がった結婚線の見方:図2B
図2Bのように先端が上がった結婚線は、自分の理想以上の相手と結ばれる幸運な手相線です。
結婚後も愛情が冷めなければ結婚線の先端は上がったままですが、愛情が冷めると次第に下がってきます。
太陽線まで達する結婚線の見方:図2C
図2Cのように成功を意味する太陽線まで達する結婚線は、非常に幸運な結手相線で、いわゆる『玉の輿に乗る』タイプの手相線です。
結婚線の先端に並行する短線の見方:図2D
図2Dのように結婚線の先端に並行する短線は愛人の存在を暗示する手相線です。
結婚線の上下は時間を表しますので、図2Dのように結婚線の上側に短線がある場合は結婚後にできた愛人を意味し、
結婚線の下側に短線がある場合は、結婚前からの恋人と結婚後も愛人関係を続けることを意味します。
3本以上ある細い結婚線の見方:図2E
図2Eのように3本以上ある細い結婚線は、異性に人気があり、次から次へと恋愛をしていることを暗示する手相線です。
結婚後も異性に目移りしやすく浮気する傾向があります。
できちゃった婚が多いのもこのタイプの結婚線を持った方です。
根元が2本の線が先端で合流する結婚線の見方:図2F
図2Fのように根元が2本の線が先端で合流するタイプの結婚線は、
結婚に対する身内の反対などのかなり高いハードルがありますが、これを乗り越えて結婚に至ることを暗示する手相線です。
先端が2本に分岐する結婚線の見方の見方:図2G
図2Gのように結婚線の先端が2本に分岐する結婚線は、夫婦間の心が離れてしまうことを暗示する手相線です。
別居状態、あるいは同居していても心が離れている状態を意味します。
縦線が多数入った格子状の結婚線の見方:図2H
図2Hのように縦線が多数入った格子状の結婚線は、まだ本人が結婚を切実に望んでいないことを暗示する手相線です。
しかし、結婚したいと思う異性が現れると、結婚線に入っている縦線は消え、綺麗な結婚線に変化して行きます。
結婚線が全く無い方もいらっしゃいますが、これも同様の意味が暗示されています。
図2 様々な結婚線の見方(横にスライド)