風水と色 - ラッキーカラー
風水師・有希
トップページ(飛星派風水で住宅開運)において、
飛星派風水は、理気風水と
巒頭
風水
の考えを取り込んだ、最も信頼できる風水の技法であることは既に述べましたが、
それに留まらず、
陰陽説
や
五行説
をも取り込んだ技法になっています。
このため、風水と色には深い関係があります。
近年のスピリチュアルブームの中、『風水にはラッキーカラーという考え方は無い』という誤った考え方をする占い師もいますが、
風水にはラッキーカラー、すなわち『幸運の色』があります。
しかも、単に年飛星や時飛星から見たその年のラッキーカラーもあれば、水飛星や山飛星が回座する方位に適したラッキーカラーもあります。
前者は住宅とは無関係ですので皆さん全員に共通ですが、後者は住んでいる住宅の完成時期と向きに応じて変化します。
本ページでは、風水の幸運の色と方位についてご紹介しましょう。
西に黄色または金色を置くと金運が向上するって本当?
西に黄色または金色って?
『西に黄色を置くと金運が向上する』という話を聞かれたことは無いでしょうか?
この類の話は、日本の家相における『東北は鬼門』と類似しており、中国伝統風水の飛星派風水では明らかに誤りです。
『西に黄色』という話は、
風水定位盤
から来ているのでしょう。すなわち、風水定位盤の西方位を見ると、『七赤』となっていますが、これは『七赤金星』のことで、『金性』すなわち金運を意味します。
そして、これに五行説の
五行相生の関係
を考慮すれば、五行の『土』が『土生金』で七赤金星が意味する金運を高めてくれます。
土を表す土性の色は黄色ですので、『西に黄色を置くと金運が向上する』となったと思われます。
中国伝統風水の飛星派風水では、財運・金運を高めるためには、財運・金運を表す『水飛星』を強めることが最も重要になります。
ところが、水飛星として回座する
九星
は、家の宅向・座山の向き、および家が完成した
三元九運
により変化します。また、水飛星を強めたり弱めたりする時飛星は三元九運で変化し、年飛星は年により変化します。
以上から、その家あるいは家に住む人に金運をもたらすラッキーカラーと、ラッキーカラーを置く方位は、家の向き、
三元九運、および年により変化することがわかります。
同様に、健康運を高めるためには、健康運を表す『山飛星』を強めることが最も重要になります。
水飛星・山飛星を強める色の見極め方
中国伝統風水の飛星派風水では、財運・金運を高めるためには財運・金運を表す『水飛星』を強め、健康運を高めるためには健康運を表す『山飛星』を強めることが最も重要になります。
そして、年飛星・時飛星は、その住宅特有の水飛星と山飛星を強めたり弱めたりする働きを持っています。
このため、年飛星と時飛星の幸運の色(ラッキーカラー)を見るだけでも多少は効果はあるでしょうが、厳密には各住宅に応じた色を見る必要があります。
ここでは、住宅の方位と、住宅が完成した
三元九運
により、変化する幸運の色(ラッキーカラー)の見極め方とその対処方法についてご紹介しましょう。
ここまでできれば、あなたはすでに立派な風水師です。
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宅向・座山の方位を読む
のページを使用して、自宅の座山の方位を読み取ります。ここでは、座山の方位から、亥(い)宅(322.5 度~ 337.5 度)であると仮定します。
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住宅の飛星図を作成するのページで、亥(い)宅を選択し、
住宅の完成年月日(ここでは2001年11月25日(第七運)とします)を入力し、『飛星図を作成して読む』ボタンをクリックします。
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現在は第八運(2004年2月4日 ~ 2024年2月3日)ですので、八白土星が旺気、すなわち大吉を表す飛星となります。
そこで、八白土星が水飛星になっている方位と山飛星になっている方位を見極めます。
ここの例では、八白土星が水飛星として回座しているのは西、山飛星として回座しているのは中宮になります。
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五行相生や比和の関係
を使って、八白土星が水飛星になっている方位と山飛星になっている方位を強めます。
八白土星を強める要素は、『火生土』の火性と、同じ要素である土性となります。
五行説
から、火性が表す色は『赤色またはピンク色』、
土性が表す色は『黄色・金色または茶色』であることがわかりますので、
これらの色を水飛星あるいは山飛星の方位へ配置するため、例えば、カーテンの色や壁紙の色をこの系統の色にします。
第八運に旺気となる八白土星を強める幸運の色(ラッキーカラー):
赤色・
ピンク色・
黄色・
金色・
茶色
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このケースでは、八白土星が山飛星として中宮に囚われていますので、不妊症や難産などの問題が起こる可能性があります。
方位 亥宅・第七運完成住宅の2011年(第八運)における診断結果
のページに表示された風水処方を行います。
即ち、住宅の中央部分と南西方位の部屋の間にある壁、棚あるいはドアなどの障害物を取り除き、南西方位に盛り土を施す処方が効果的です。
この処方により、五黄土星は中宮に戻り、八白土星は山飛星として南西方位に回座してくれるようになります。
南西方位に山飛星として回座した八白土星を強めるため、南西方位の部屋のカーテンの色や壁紙の色を上記の系統の色にするのも効果的です。
風水と色の目次
毎年変化する 年飛星と、三元九運ごとに変化する時飛星から、2008年の幸運の色(ラッキーカラー)をご紹介します。2008年の年飛星の飛星図は中宮一白水星となりますので一白水星が年飛星となります。五行相生や比和の関係 を使って一白水星を強める要素は、『金生水』の金性と、同じ要素である水性となります。五行説 から、金性が表す色は『白または銀』、水性が表す色は『黒または紺』となります。
毎年変化する 年飛星と、三元九運ごとに変化する時飛星から、2009年の幸運の色(ラッキーカラー)をご紹介します。2009年の年飛星の飛星図は中宮九紫火星となりますので九紫火星が年飛星となります。五行相生や比和の関係 を使って九紫火星を強める要素は、『木生火』の木性と、同じ要素である火性となります。 五行説 から、木性が表す色は『緑または青』、 火性が表す色は『赤またはピンク』となります。
毎年変化する 年飛星と、三元九運ごとに変化する時飛星から、2010年の幸運の色(ラッキーカラー)をご紹介します。2010年の年飛星の飛星図は中宮八白土星となりますので八白土星が年飛星となります。五行相生や比和の関係 を使って八白土星を強める要素は、『火生土』の火性と、同じ要素である土性となります。 五行説 から、火性が表す色は『赤またはピンク』、土性が表す色は『黄または茶』となります。
毎年変化する 年飛星と、三元九運ごとに変化する時飛星から、2011年の幸運の色(ラッキーカラー)をご紹介します。2011年の年飛星の飛星図は中宮七赤金星となりますので七赤金星が年飛星となります。五行相生や比和の関係 を使って七赤金星を強める要素は、『土生金』の土性と、同じ要素である金性となります。 五行説 から、土性が表す色は『黄または茶』、 金性が表す色は『白または銀』となります。
毎年変化する 年飛星と、三元九運ごとに変化する時飛星から、2012年の幸運の色(ラッキーカラー)をご紹介します。2012年の年飛星の飛星図は中宮六白金星となりますので六白金星が年飛星となります。五行相生や比和の関係 を使って六白金星を強める要素は、『土生金』の土性と、同じ要素である金性となります。五行説 から、土性が表す色は『黄または茶』、金性が表す色は『白または銀』となります。
毎年変化する 年飛星と、三元九運ごとに変化する時飛星から、2013年の幸運の色(ラッキーカラー)をご紹介します。2013年の年飛星の飛星図は中宮五黄土星となりますので五黄土星が年飛星となります。五行相生や比和の関係 を使って五黄土星を強める要素は、『火生土』の火性と、同じ要素である土性となります。五行説 から、火性が表す色は『赤またはピンク』、土性が表す色は『黄・金または茶』となります。
毎年変化する 年飛星と、三元九運ごとに変化する時飛星から、2014年の幸運の色(ラッキーカラー)をご紹介します。2014年の年飛星の飛星図は中宮四緑木星となりますので四緑木星が年飛星となります。五行相生や比和の関係 を使って四緑木星を強める要素は、『水生木』の水性および同じ要素である木性となります。五行説 から、水性が表す色は『黒または紺』、木性が表す色は『緑または青』となります。
毎年変化する 年飛星と、三元九運ごとに変化する時飛星から、2015年の幸運の色(ラッキーカラー)をご紹介します。2015年の年飛星の飛星図は中宮三碧木星となりますので三碧木星が年飛星となります。五行相生や比和の関係 を使って三碧木星を強める要素は、『水生木』の水性および同じ要素である木性となります。五行説 から、水性が表す色は『黒または紺』、木性が表す色は『緑または青』となります。
毎年変化する 年飛星と、三元九運ごとに変化する時飛星から、2016年の幸運の色(ラッキーカラー)をご紹介します。2016年の年飛星の飛星図は中宮二黒土星となりますので二黒土星が年飛星となります。五行相生や比和の関係 を使って二黒土星を強める要素は、『火生土』の火性、および同じ要素である土性となります。五行説から、火性が表す色は赤またはピンク、土性が表す色は黄色、金色または茶色となります。
毎年変化する 年飛星と、三元九運ごとに変化する時飛星から、2017年の幸運の色(ラッキーカラー)をご紹介します。2017年の年飛星の飛星図は中宮一白水星となりますので一白水星が年飛星となります。五行相生や比和の関係 を使って一白水星を強める要素は、『金生水』の金性、および同じ要素である水性となります。五行説から、金性が表す色は白または銀色、水性が表す色は黒または紺色となります。
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