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高CP両親の子供への影響

オーバーラップ・エゴグラムによるCPが高い自我状態の両親が子供に及ぼす影響の診断
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自我状態CPの特徴

心理士・こころ
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   エゴグラムのCPの特徴 に示す通り、自我状態CPは批判的な親、即ち昔ながらの頑固オヤジの自我状態です。 CPが高い人は、人の責任や義務を重んじるタイプの人ですが、 CPが高すぎると、『~しなければならない』という頭の固い『頑固オヤジ』という短所が前面に出てしまいます。 他人の反感を買いやすく、人間関係も上手く行かなくなってしまうでしょう。
CPが高いエゴグラムパターンとしては、 逆N型エゴグラム・パターンV型エゴグラム・パターンW型エゴグラム・パターン あるいは 右肩下がり型エゴグラム・パターン などがあります。
以下、右肩下がり型エゴグラムの父親とV型エゴグラムの母親のケースを例にとって、 自我状態CPが高い両親が子供の育成に及ぼす影響について考えてみましょう。 右肩下がり型エゴグラムを持つ父親は昔ながらのガンコ親父タイプであり、V型エゴグラムを持つ母親は常に葛藤している自己矛盾タイプと言えます。

自我状態CPが高い両親が子供へ及ぼす影響

   相性診断ページ エゴグラムで相性診断 で相性診断すれば、相性診断例に示す通り、あなたとお相手のエゴグラムからオーバーラップ・エゴグラムが作成され、 『重なる自我状態の数から見る相性』、『重なりが大きい自我状態から見る相性の特徴』、および『重なりが小さい自我状態から見る相性の弱点』がわかります。
このページの例であれば、4つの自我状態が重なっていますので、価値観はかなり近く良好な関係を維持して行く上で問題はあまりなく、 以下の相性の弱点に気をつければ良いことがわかります。
しかし、子供に及ぼす影響を考える場合には、『重なりが大きい自我状態から見る相性の特徴』にコメントされている通り注意が必要です。 オーバーラップ・エゴグラムを見ればCPが極端に高いことがわかります。 両親揃ってCPが高いため、かなり堅苦しく厳しい家庭になり、子供の性格によっては委縮してしまうでしょう。 しかも父親のACが低いため、子供が気持ちを打ち明けても素直に聴くことはありませんので、子供はストレスを発散できないでしょう。 このような状況が度を超すと、不登校や引きこもりなどに発展してしまうでしょう。
CPが高い両親のケースでは、両親のNPを高めて子供に対する思いやりを高めたり、ACを高めて子供の意見をよく聞くようにするのが良いでしょう。 また、Aを高めて、常に冷静で客観的に考えられるようにするのも効果的でしょう。

右肩下がり型エゴグラムの父親とV型エゴグラムの母親の相性診断例

右肩下がり型エゴグラム・パターンを持つ父親のエゴグラム例

右肩下がり型エゴグラム・パターンを持つ父親のエゴグラム例

V型エゴグラム・パターンを持つ母親のエゴグラム例

V型エゴグラム・パターンを持つ母親のエゴグラム例

右肩下がり型エゴグラムの父親とV型エゴグラムの母親のオーバーラップ・エゴグラム例

   オーバーラップ・エゴグラムの自我状態の重なりがプラスで高いほど、二人がその自我状態の特徴を共通して持っているため価値観が近いことを意味しています。 そして、自我状態の重なりが0点になると二人の自我状態の重なりが無くなりますが、0点近辺であればどちらか一方が相手を補う形で関係を維持することができるでしょう。 しかし、重なりがマイナスになる自我状態の数が増えると、二人の言動がかみ合わないことが多くなるでしょう。
右肩下がり型エゴグラムの父親とV型エゴグラムの母親のオーバーラップ・エゴグラム例
自我状態の重なり - CP:15点, NP:6点, A:-5点, FC:1点, AC:2点

重なる自我状態の数から見る相性

   エゴグラムの開発者であるJ.M.デュセイによれば、夫婦が良好な関係を維持するためには2つ以上の自我状態の重なりが必要です。 二人は4つの自我状態が重なっていますので、価値観はかなり近く良好な関係を維持して行く上で問題はあまり無いでしょう。 重なりが最も低い自我状態があなた方二人の弱点になりますので、特に高める努力をしましょう。 また、人の性格は環境や年齢と共に変化して行きますので、お互いを尊重し思いやる心を忘れれば次第に価値観が合わなくなる可能性があることを忘れないようにしましょう。

重なりが大きい自我状態から見る相性の特徴

   最も重なりが大きい自我状態はCPですので、二人は、道徳心や倫理観が強く、責任感もあり、常に高い目標を持って規律を守れる大人の関係が築けるでしょう。 しかし、頑固で融通がきかず、人の意見を聞き入れない面もありますので、ややもすると堅苦しい関係になりがちですので注意しましょう。
2番目に重なりが大きい自我状態はNPですので、二人は、愛情が深く思いやりがある関係という特徴もみられるでしょう。 しかし、おせっかいで過保護になりやすい傾向がありますので、結婚して子供を育てる場合には甘やかしがちになりますので注意しましょう。

重なりが小さい自我状態から見る相性の弱点

   最も重なりが小さい自我状態はAです。 このため、論理的かつ客観的に考えることが苦手であり、理性を失って感情的なりやすいため、これが原因で二人の関係に亀裂が入る可能性があるでしょう。 この点が二人の関係の弱点になりますので、お互い注意しましょう。
2番目に重なりが小さい自我状態はFCです。 このため、嫌なことがあるといつまでもその感情を引きずり気分転換ができない傾向があり、これが原因で二人の関係に亀裂が入る可能性もあるでしょう。 この点も二人の関係の弱点になりますので、お互い注意しましょう。
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