への字型エゴグラムとM型エゴグラムの特徴

心理士・こころ
エゴグラムの自我状態NPが最も高い
への字型エゴグラム・パターン
の方は、5種類の自我状態のバランスが良い状態であり対人関係のトラブルが少ない円満タイプの方です。
また、自我状態NPとFCが高く、他のCP・ACおよびAが低い
M型エゴグラム・パターン
の方は、優しく明朗活発でユーモアのセンスがありますので、人との交流が上手で人気があります。
クラスの人気者やグループのムードメーカー的な存在であり、女性ならアイドル型とも呼べるでしょう。
以下、への字型エゴグラムの男性とM型エゴグラムの女性の相性診断例とその改善方法についてご紹介しましょう。
への字型エゴグラムの男性とM型エゴグラムの女性の相性の改善方法
相性診断ページ
エゴグラムで相性診断
で相性診断すれば、相性診断例に示す通り、あなたとお相手のエゴグラムからオーバーラップ・エゴグラムが作成され、
『重なる自我状態の数から見る相性』、『重なりが大きい自我状態から見る相性の特徴』、および『重なりが小さい自我状態から見る相性の弱点』がわかります。
このページの例であれば、2つの自我状態が重なっていますので、良好な関係を維持するための最低条件は満たしています。
しかし、二人の相性には以下の相性の弱点があることが指摘されています。
- 協調性に欠け、お互いの意見を素直に聴くことが苦手ですので、これが原因で二人の関係に亀裂が入る可能性がある。
- 責任感に乏しく責任や義務を果たしたり規則を守ることが苦手ですので、これが原因で二人の関係に亀裂が入る可能性がある。
これらの弱点を知れば、『お互いにもう少し相手の意見を素直に聴こう』とか『お互いにもう少し規則を守ろう』など、
関係を維持するために様々な改善すべき方向が見えて来ますので、これを継続すればお互いのエゴグラムも次第に変化し、良い関係を維持することができるでしょう。
への字型エゴグラムの男性とM型エゴグラムの女性の相性診断例
への字型エゴグラム・パターンを持つ男性のエゴグラム例
M型エゴグラム・パターンを持つ女性のエゴグラム例
への字型エゴグラムの男性とM型エゴグラムの女性のオーバーラップ・エゴグラム例
オーバーラップ・エゴグラムの自我状態の重なりがプラスで高いほど、二人がその自我状態の特徴を共通して持っているため価値観が近いことを意味しています。
そして、自我状態の重なりが0点になると二人の自我状態の重なりが無くなりますが、0点近辺であればどちらか一方が相手を補う形で関係を維持することができるでしょう。
しかし、重なりがマイナスになる自我状態の数が増えると、二人の言動がかみ合わないことが多くなるでしょう。

自我状態の重なり - CP:-5点, NP:14点, A:-2点, FC:8点, AC:-12点
重なる自我状態の数から見る相性
エゴグラムの開発者であるJ.M.デュセイによれば、夫婦が良好な関係を維持するためには2つ以上の自我状態の重なりが必要です。
二人は2つの自我状態が重なっていますので、二人が良好な関係を維持するための最低条件は満たしています。
重なりが低い自我状態をお互いに改善する努力を継続し、重なる自我状態の数がさらに増えるようにしましょう。
また、重なりが最も低い自我状態があなた方二人の弱点になりますので、高める努力をしましょう。
重なりが大きい自我状態から見る相性の特徴
最も重なりが大きい自我状態はNPですので、二人は、愛情が深く思いやりがある関係が築けるでしょう。
しかし、おせっかいで過保護になりやすい傾向がありますので、結婚して子供を育てる場合には甘やかしがちになりますので注意しましょう。
2番目に重なりが大きい自我状態はFCですので、二人は、好奇心が強く明朗で活発でユーモアのセンスがありお互いを楽しくさせるような関係という特徴もみられるでしょう。
しかし、自分勝手で気まぐれでわがままな面もありますので、相手や周囲を翻弄しがちになりますので注意しましょう。
重なりが小さい自我状態から見る相性の弱点
最も重なりが小さい自我状態はACです。
このため、協調性に欠け、お互いの意見を素直に聴くことが苦手ですので、これが原因で二人の関係に亀裂が入る可能性があるでしょう。
この点が二人の関係の弱点になりますので、お互い注意しましょう。
2番目に重なりが小さい自我状態はCPです。
このため、責任感に乏しく責任や義務を果たしたり規則を守ることが苦手ですので、これが原因で二人の関係に亀裂が入る可能性があるでしょう。
この点も二人の関係の弱点になりますので、お互い注意しましょう。
表示形式: 標準(PC・Tablet) |
モバイル
---------- 【リンク・連絡先等について】 ----------
- 無断転載禁止です。Yahooカテゴリ登録サイトです( 社会科学 > 心理学 >
心理テスト )。
- どのページでもご自由にリンクして下さい。
- ご意見・ご質問等がございましたら
こちらからメールをご送付下さい。