身旺(みおう)身弱(みじゃく)とは

占い師・麻衣
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   四柱推命において、日柱天干は日主(にっしゅ)あるいは日干と呼ばれ、自分自身を表す重要な星になります。 そして、日主以外の星から多くの助けを得た状態を 身旺(みおう)と言い、助けられていない状態を身弱(みじゃく)と言います。
身旺・身弱は、最強(過強)、中強、小強、小弱、中弱、最弱(過弱)の六段階に分けられ、最強・中強・小強が身旺に該当し、小弱、中弱、最弱が身弱に該当します。 身旺の人は行動力・活動力がありますが、身弱の人は行動力・活動力が不足しています。 また、強すぎたり弱すぎると様々な問題が発生しますので、最強や最弱の場合には注意が必要です。

身旺・身弱の判定法

身旺・身弱の判定法 - その1:月令を得る

   蔵干とは に示す通り、月支は季節を表し、森羅万象は季節の影響を受けますので、月支は他の地支に比べて日主のみならず他の天干に対しても非常に強力な影響力を持ち、 強めたり弱めたり指令を出しますので、月支元令(げっしげんれい)と呼ばれます。 一般的に月支元令は、最初と最後の文字を組み合わせて月令(げつれい)と呼ばれます。 また、月支の通変星は、月支元命(げっしげんみょう) と呼ばれ、先天的な運命や性格を読み解く場合に使用されます。
月支の五行が日干の五行と同じ場合は、五行比和の関係により、 また、月支の五行が日干の五行を生む場合は、五行相生の関係により、 それぞれ日干が旺じ(強め)られます。 五行比和の関係や五行相生の関係により月支が強められている状態は『月令を得る』と呼ばれています。即ち、月支の指令により日干が強められているのです。
例えば、日主が(きのえ)または(きのと)の場合、 月支が(とら)または()であれば五行比和の関係により、 月支が()または()であれば五行相生の関係により、 それぞれ月令を得ることになります。

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