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  初めまして。
祖母と大変仲の良かった祖父の31年目の祥月命日を明日に控え、このような夢を見ました。祖母も既に鬼籍に入っております。
なんとも不思議な内容でしたので、ご判断頂ければ幸いです。


場所は実家の寝室。時は昼とも夜とも区別がつかぬ。もともと暗い部屋なので電灯は点けている。
祖母は東に枕を向けていて、私と母がその足元に控えている。
祖母が息を引き取ると、庭先が大雨が止んだ後の空のようにさぁーっと眩しくなった。
大量のカラスが集まり、一斉に大口を開けて鳴き出した。
黒い群れの下から、セキセイインコのようにカラフルな丸っこい鶏たちが次々と上方へ宙返りしながら木の枝に停まっていった。
私と母が唖然と眺めているうちにもどんどん色んな種類の鳥たちが庭を行進し、終いには窓からはみ出すような巨大な鳥も通り過ぎて行った。
鼓笛隊のような音楽も流れたり、雷鳴が轟くような力強い音もした。とにかく荘厳で賑やかな行進だった。
はっと我に返り、母と場所を整え始めた。
誰が掛けたのか、祖母の顔は布で覆われている。胸に組ませようと祖母の手首を持ち上げた。
力なくだらんと垂れ下がった手。徐々に失われてゆく体温。
ーああ、死んでしまった
そう思った瞬間、祖母の手がピクリ、と動いた。
顔を覆っている布を外すと、口が動いていた。
「おばあちゃん！！」
後は言葉にならなかった。涙が止まらない。
祖母の手がゆっくり動き、耳穴を塞いだ。
「ハハハハ、ごめん、やかましいよね」と言いたくても、嗚咽でうまく言葉にならなかった。

関連URL：死ぬ夢の夢占い

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