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  小屋の裏口から石畳の細い路地を行く。
背の高いお兄さんが途中で止まって
「悪い気のある時は何があってもこの先に行かないんだ
　けど、今日は大丈夫」
といって再び前進した。

小道を抜けると海で砂浜などはない。
足元は一面大中小さまざまな亀が居る。
その亀の甲羅の上を歩いて足が水に少し漬かりながらも
先へ先へと進んでいった。
「亀が動くたびに進路は変わるから気を付けてね」
とお兄さんが言うと、私はいきなり沈んだ亀で足を踏み外すも
すぐにほかの亀が浮いてきて海面に出た。
亀の床の先端までやっとこたどり着いた。

すると、海の先にはさっきの亀より遥かに大きな
これまた大中小の亀が大きい順に重なっている。
視界いっぱいにその重なった亀が見え、奥の亀は
遠すぎてすこしかすんですらいた。
「さぁ、もっと近づいてみよう
　僕の背中につかまって」
お兄さんの背中につかまると、お兄さんはイルカのように
すいすいと海を泳いだ。
海面から加速をつけ、飛んで海中に飛び込む。
息を大きく吸って止めて、海面に出ると
目の前には先ほどの重なった亀たちのそばにいた。
見上げるほどに大きく、まるで山のようだった。

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不思議と怖いとは感じず
そのお兄さんや亀を神々しいとすら思って
ひたすら感動していました。
とにかく見るところ亀亀亀、亀だらけでした。
主に陸ガメだったように思います。

ここ最近はテレビや現実で亀を見た記憶はまったくなく
いた場所すら知らない所でした。
この夢は何かを予知しているのでしょうか？
とても気になっています。

関連URL：泳ぐ夢の夢占い

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