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12763.家族と恋人の夢から目覚めたら犯罪者になっていた夢

kmkさん 神奈川県 / 40歳 / 女性 -   パスワード:
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家族と生活していました。仲は良いようでした。ただ妹とは心からは理解し合えずにいたようでした。家族に打ち明けてない秘密の恋人が2人いました。2人ともとても謎めいた魅力のある人物で、1人は夜中にどこからともなく現れて会いにきてくれました。物静かだけど頼もしく男らしい侍のようで、何か超人的な身体能力を持っている雰囲気でした。もう1人は昼夜問わずでしたが、いつ現れるかわからない風来坊で、とてもお洒落で派手な格好をしており、お喋り好きで賢くてユーモアがあって優しいけれど、自分の本心は見せないような雰囲気でした。2人とも私のことをとても気にかけてくれていて、私が難しい問題を抱えると解決できるよう導いてくれるアドバイザーのような存在でした。私は2人のことを家族に話せないでいるのを心苦しく感じているようでしたが、表面上はあっけらかんとして派手な行動を取ったり、また一緒に騒ぐ友達もいました。両親は自分を愛してくれていたようですが、妹の為に家を出るよう私に迫り、自分も寂しいけれど快諾して家を出ていくことにしました。家を出るとき、友達が派手な車で迎えにきてくれました。またしばらく現れなかった風来坊の恋人もフラっと現れて私のことを心配しているようでした。寂しさを隠して笑顔で家族とお別れをして、パーティのように騒ぎながら友達の車で出発しました。

ここで目が覚めました。本当はまだ目覚めておらず引き続き夢の中でしたが、私は気づいておらず現実だと思っているようでした。
夜で真っ暗なホテルの一室に1人で寝ていました。家族や恋人のことが全部夢だったことにすぐ気がついて、1人でいることにパニックになりました。パニックから逃れようと何か明かりがないか探しました。窓が開いていて、覗くと月明かりと階下に煌びやかな街の灯りが見え、向かいのガラス張りのビルの部屋で派手な若者たちが集って楽しそうにしているのが見えました。海岸線の入り組んだ崖沿いのような地形でした。部屋の中に灯りを2つほど見つけましたが、つけても薄暗く明るくはなりません。突然携帯電話が鳴って、出ると聞き覚えがあるようなないような女性の落ち着いているが緊迫した声で、「その部屋の場所がばれた、今すぐ逃げろ」と言うのです。私はパニックのまま、ベッドに散らばっている荷物の中から、小さな巾着袋と財布だけ取って、あわてて部屋の外へ出ました。外にはすでに警察が何十人もいて私が逃げられないよう周りを囲っていました。警察が私の持っている巾着袋から小さなライターを取り出して、「あった、これだ、お前が爆破犯だな」と言ったのです。そういえば少し前にこのライターを写真に撮ってSNSにアップしたことを思い出しました。パニックの中ぼんやり誰かに嵌められたような感覚を覚えました。私も爆破計画の一味ではあったようですが、私は誰が爆破を実行するのかは知らず、もしくは本当に実行するのかわかっていないようでした。計画はまだ実行前でしたが、巨大な組織のとある建物を狙っていたようで、大々的な指名手配でした。私の罪を証言するために何人か人が集められました。その中の1人に職場の同僚がいました。現実の同僚ではなく、夢の中で私が働いている会社の同僚です。私は、先程の家族と恋人の夢を現実のように感じたり、この状況が夢か現実か判断できていないような感覚に陥りました。夢から覚めてないのではないか、と何か夢である証拠を探そうとして、その同僚が着ている制服の名札に目をやりました。名札に違う会社名が書いてあれば、これは夢だと判断できる、と考えて一縷の望みを託すように名札を見ましたが、そこには本当の社名が書いてあり、同僚は私を挑発するような勝ち誇った笑みを浮かべて私を見ていました。これは夢じゃない、現実だ、と絶望した瞬間に、今度こそ本当に目が覚めました。家を出るまでの夢はどちらかと言えばハッピーな満ち足りた感覚でしたが、ホテルの一室で目が覚めた後の夢はとても恐ろしかったです。

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