六十干支と干支暦

天干と地支を組み合わせた六十干支で表現した干支暦
神経衰弱
  
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天干と地支を組み合わせた六十干支(ろくじゅっかんし)で表現した干支暦

占い師 麻衣
占い師・麻衣
   古代中国では、甲日、乙日、丙日などという具合に 十干 を使用して日を表現し、子月、丑月、寅月などという具合に十二支を使用して月を表現していました。 しかし、この表記法では、頻繁に干支の重複が発生するという問題がありました。
そこで、十干と十二支の陽の干と陽の支、陰の干と陰の支を組み合わせた六十干支(ろくじゅっかんし)が考案された結果、 年月日時が60を周期とする60進数で表現されるようになりました。 例えば、年であれば60年で干支が一巡しますが、これはちょうど60歳の還暦に該当します。 六十干支は、甲子から始まり干と支がそれぞれ独立して順番に変化して行きます。そして、干は十干であり支は十二支ですので、支が一巡すると干と支が2つだけずれるようになります。 干も支も陽・陰の順に並んでいますので、結果的に陽の干と陽の支、陰の干と陰の支が組み合わさるようになります。
ホロスコープ占星術による人生の設計図 に示した通り、木星の運行周期は約12年(11.86年)であり、土星の運行周期や約30年(29.46年)です。 そして12と30の最小公倍数は60ですので、ホロスコープ占星術で大きな運気の流れを決める木星と土星が最初の位置に戻ってくるのが60年になります。 このように、六十干支が基本となる四柱推命は、惑星の動きが基本となるホロスコープ占星術と深く関連しているのです。
甲子(きのえね)丙午(ひのえうま)など、 特定の干支を除き六十干支の漢字や読み方は一般的に馴染みがありませんので、 本サイトでは表1に示す通り、1~60の干支番号と共に六十干支を表示します。 六十干支は、六十花甲子(ろくじゅっかこうし) あるいは 六十甲子(ろくじゅっこうし)と呼ばれることもあります。
表1 六十干支表
51413121111
甲寅(きのえとら)甲辰(きのえたつ)甲午(きのえうま)甲申(きのえさる)甲戌(きのえいぬ)甲子(きのえね)
52423222122
乙卯(きのとう)乙巳(きのとみ)乙未(きのとひつじ)乙酉(きのととり)乙亥(きのとい)乙丑(きのとうし)
53433323133
丙辰(ひのえたつ)丙午(ひのえうま)丙申(ひのえさる)丙戌(ひのえいぬ)丙子(ひのえね)丙寅(ひのえとら)
54443424144
丁巳(ひのとみ)丁未(ひのとひつじ)丁酉(ひのととり)丁亥(ひのとい)丁丑(ひのとうし)丁卯(ひのとう)
55453525155
戊午(つちのえうま)戊申(つちのえさる)戊戌(つちのえいぬ)戊子(つちのえね)戊寅(つちのえとら)戊辰(つちのえたつ)
56463626166
己未(つちのとひつじ)己酉(つちのととり)己亥(つちのとい)己丑(つちのとうし)己卯(つちのとう)己巳(つちのとみ)
57473727177
庚申(かのえさる)庚戌(かのえいぬ)庚子(かのえね)庚寅(かのえとら)庚辰(かのえたつ)庚午(かのえうま)
58483828188
辛酉(かのととり)辛亥(かのとい)辛丑(かのとうし)辛卯(かのとう)辛巳(かのとみ)辛未(かのとひつじ)
59493929199
壬戌(みずのえいぬ)壬子(みずのえね)壬寅(みずのえとら)壬辰(みずのえたつ)壬午(みずのえうま)壬申(みずのえさる)
605040302010
癸亥(みずのとい)癸丑(みずのとうし)癸卯(みずのとう)癸巳(みずのとみ)癸未(みずのとひつじ)癸酉(みずのととり)

六星占術における六十干支

   細木数子氏が提唱する六星占術における『星人』は、表1の六十干支表を基に決められています。 即ち、四柱推命における日干支(日柱干支とも呼びます)が該当する干支番号により、以下の通り星人が割り振られています。 即ち、六星占術では四柱推命の日柱情報しか使用されておらず、しかも出生時刻の影響は無視されています。 本サイトでも『簡単四柱推命』として六星占術をご紹介していますが、 六星占術による占い結果は、このような理由のため正確性に欠くことを承知した上で使用する必要があります。

六十干支で表す干支暦(かんしれき)

   年干支、月干支、日干支と、六十干支により年月日を表したものが干支暦(かんしれき)です。 ここでは、干支暦の基礎となっている十二節気と干支暦について解説すると共に、各年の年干支、月干支、日干支を示します。

干支は十二節気で変化する

   四柱推命において、年干支、月干支、日干支の各干支が変化する基準日時は十二節気です。 太陽の黄道上の動きを視黄経の15度ごとに24等分した季節を二十四節気と呼び季節の変わり目を表しますが、二十四節気は表2に示す通り十二節気と十二中気で構成されています。
表2 二十四節気 - 十二節気と十二中気
十二節気十二中気
立春(りっしゅん)2月4日頃 春の開始の季節 雨水(うすい)2月19日頃 雪融けの季節
啓蟄(けいちつ)3月6日頃 虫が穴から出てくる季節 春分(しゅんぶん)3月21日頃 冬の寒さが去り春めく季節
清明(せいめい)4月5日頃 万物が清く陽気な季節 穀雨(こくう)4月20日頃 穀物の成長を助ける春の雨が降る季節
立夏(りっか)5月5日頃 夏の気配が感じられる季節 小満(しょうまん)5月21日頃 草木が生長し生い茂る季節
芒種(ぼうしゅ)6月6日頃 入梅の時期で稲の種蒔きをする季節 夏至(げし)6月21日頃 1年の内で昼の長さが最も長い日
小暑(しょうしょ)7月7日頃 本格的な夏の到来を告げる季節 大暑(たいしよ)7月23日頃 一年中で最も暑い季節
立秋(りっしゅう)8月7日頃 秋の気配が感じられる季節 処暑(しょしょ)8月23日頃 夏の暑さが次第に和らぐ季節
白露(はくろ)9月8日頃 気温が下がり草花に朝露がつき始める季節 秋分(しゅうぶん)9月23日頃 夏の暑さが終わ秋が深まる季節
寒露(かんろ)10月8日頃 冷たい露が草花に降りる季節 霜降(そうこう)10月23日頃 霜が草花に降り始める季節
立冬(りっとう)11月7日頃 冬の気配が感じられる季節 小雪(しょうせつ)11月22日頃 少し雪が降り始める季節
大雪(たいせつ)12月7日頃 激しく雪が降り始める季節 冬至(とうじ)12月22日頃 1年の内で昼の長さが最も短い日
小寒(しょうかん)1月5日頃 本格的な寒さがやってくることを告げる季節 大寒(だいかん)1月20日頃 一年で最も寒い季節

干支暦(かんしれき)

   六十干支により年月日を表したものが干支暦(かんしれき)(万年暦と呼ばれることもあります)であり、 2月の節気である立春が、年干支が切り替わる基準日時になります。 このため、表3に示す通り干支暦は2月から始まり1月で終わります。 正確には、表3に示す2月の節気である立春までは干支暦では前年に該当し、1月は西暦では翌年ですが、干支暦ではその年に該当します。 そして、各月の十二節気が、月干支が切り替わりる基準日時となります。 表3において、年の選択を変更すれば、各年の干支暦が表示されますので、年・月が決まれば年干支と月干支が簡単にわかります。
日干支については、干支暦に各月の1日の干支と干支番号を表示していますので、これから簡単に計算できます。 例えば、2000年2月24日の日干支を知りたい場合は、干支暦の年を2000年にすれば2000年2月1日の日干支番号が26であることがわかります。 日干支は六十干支が順番に並んでいますので、24日の干支番号は26+(24日-1日)=49になりますので、表1の六十干支表から 2000年2月24日の日干支は、壬子(みずのえね)であることがわかります。
なお、後述の通り、一日の切り替わりは23時ですので、日干支の切り替わりは23時であり、年・月が切り替わる十二節気とは無関係に切り替わります。 また、各月の1日の干支番号は、六星占術では『運命数』と呼ばれています。
表3 の干支暦
1997年:年干支 - 丁丑(ひのとうし)(14) (1月は1998年の1月を意味します。)
2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月1月
月干支壬寅(みずのえとら)
(39)
癸卯(みずのとう)
(40)
甲辰(きのえたつ)
(41)
乙巳(きのとみ)
(42)
丙午(ひのえうま)
(43)
丁未(ひのとひつじ)
(44)
戊申(つちのえさる)
(45)
己酉(つちのととり)
(46)
庚戌(かのえいぬ)
(47)
辛亥(かのとい)
(48)
壬子(みずのえね)
(49)
癸丑(みずのとうし)
(50)
節気
日時
立春
4日
2:2
啓蟄
5日
22:4
清明
5日
2:56
立夏
5日
20:20
芒種
6日
0:33
小暑
7日
10:50
立秋
7日
20:37
白露
7日
23:29
寒露
8日
15:6
立冬
7日
18:15
大雪
7日
11:5
小寒
5日
22:19
1日の
干支
甲戌(きのえいぬ)
(11)
壬寅(みずのえとら)
(39)
癸酉(みずのととり)
(10)
癸卯(みずのとう)
(40)
甲戌(きのえいぬ)
(11)
甲辰(きのえたつ)
(41)
乙亥(きのとい)
(12)
丙午(ひのえうま)
(43)
丙子(ひのえね)
(13)
丁未(ひのとひつじ)
(44)
丁丑(ひのとうし)
(14)
戊申(つちのえさる)
(45)

干支暦使用上の注意点

   四柱推命における時刻の概念は 時干支表 の項で詳しく述べますが、古代中国の時刻を表す十二辰刻では23時に日が切り替わりますので、23時以降に生まれた方は翌日の生まれとして扱う必要があります。 したがって、2000年2月の立春は4日21:41ですので、例えば2000年2月4日22:59生まれの方は、 立春を過ぎていますので生まれた年は2000年(年干支は 庚辰(かのえたつ))、生まれた月は2月(月干支は 戊寅(つちのえとら))、 生まれた日は4日(日干支は 壬辰(みずのえたつ))、 時干支は 辛亥(かのとい)時干支表参照)となります。 これに対して、例えば2000年2月4日23:00生まれの方も、生まれた年は2000年(年干支は 庚辰(かのえたつ))、生まれた月は2月(月干支は 戊寅(つちのえとら))と同じですが、 生まれた日はは5日(日干支は 癸巳(みずのとみ))、時干支は 壬子(みずのえね)時干支表参照)となります。 即ち、日干支、時干支共に六十干支で1つ進んだ形になります。 四柱推命における時刻の概念は、四柱推命を記述したいくつかの書籍で誤解されているようですので注意して下さい。 なお、 時干支表 の項で詳しく述べますが、時刻は日本標準時からの時差を考慮した時刻である必要があります。
  
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