姓名判断の起源は、古代中国の 五行説 および 陰陽説 にあります。 即ち、数字は『木』『火』『土』『金』『水』の五行に関連付けられると共に、陰（偶数）と陽（奇数）に基づき、姓名の画数から陰陽と五行のバランスを見ながら吉凶を判断します。

   これに対して、日本の姓名判断の歴史は比較的新しく、流派によって画数の数え方や判断方法が異なっているのが現状です。 本サイトでは、五行説や陰陽説の考え方を踏襲しながら、現代社会に適した姓名判断が実施できるよう工夫しています。 新字体、旧字体、画数の数え方など、姓名判断を正しく実施するための基本的な項目ついては、正しい姓名判断を行うためにをご覧下さい。

   姓名判断は、姓名に使用されている文字の画数から、五運、即ち、天運、人運、地運、外運および総運の画数を計算して運命を判断します。 以下、各五運の画数計算方法、吉凶、および各五運が暗示する運命の意味について簡単に解説しましょう。 詳しくは、 五運の画数計算方法と意味 および 画数が暗示する吉凶 のページをご覧ください。

   天運画数は、姓の全画数を加算した画数です。 天運は、先祖代々受け継がれてきた一族の運命が刻まれていて、貴方が背負っている家系、職業、ご先祖様の影響などを暗示しています。 しかし、天運の吉凶はあなたの運勢そのものにはそれ程重要な意味を持たないと考えられています。

   人運画数は、姓の最後の１文字と名前の最初の１文字の画数を加算した画数です。 人運は「人格」とも呼ばれ、精神的あるいは経済的に親から独立する青年期（35歳程度）から壮年期（55歳程度）の人格形成や人間観の形成に大きな影響を及ぼし、その人の人間性や行動の傾向を暗示しています。

   地運画数は、名前の全画数を加算した画数です。 地運は、幼年期から青年期（35歳程度）におけるその人の基本的な性格、体質、能力、結婚運、家庭運、仕事運などを暗示しています。 そして、青年期までに形成された性格、能力、運気などの影響は、その後の人生にも強く残ると考えて良いでしょう。

   姓の最初の１文字（姓が２文字以下の場合）または２文字（姓が３文字以上の場合）の画数と、名前の最後の１文字（名前が２文字以下の場合）または２文字（名前が３文字以上の場合）を加算した画数です。 外運は、その人が周囲から受ける影響や周囲に及ぼす影響を意味しますので、人間関係、恋愛関係、恋愛運、家庭運などを暗示しています。

   総運画数は、姓と名前の全ての画数を加算した画数です。 総運は、その人の生涯に渡る総合的な運勢を暗示しています。 幼少期は比較的地運の影響を受けやすいのですが、年齢と共に総運の影響力が増大し、青年期（35歳程度）以降には総運がかなり重要になってきます。 そして、他の４運に関係なく、総運が良ければ青年期（35歳程度）以降は充実した人生を送ることができ、逆に総運が悪ければ青年期以降の人生はやや物足りない結果になると考えて良いでしょう。

   上述の通り、天運以外の四運の吉凶はあなたの幼年期、青年期（35歳程度）あるいは壮年期（55歳程度）以降に大きく影響を及ぼします。 そして、本サイトでは、四運の画数の吉凶は、五行説や陰陽説の考え方を踏襲しながら、現代社会にマッチするよう、下表のように定めています。

   四運のかなりの部分の画数に大凶あるいは凶があり、どんなに努力しても報われない方もいますが、四運に大凶あるいは凶がある場合でも、本人の努力や周囲の支援次第で運勢を上げ、自分の道を切り開いている方もいらっしゃいます。 個別の運の注意点や運気を上げる方法については、姓名判断結果のコメントに表示されますので、姓名判断の入力フォームから姓名判断を実施してみてください。